Cheech & Chong’s Up in Smoke (1978) / チーチ&チョン スモーキング作戦

1978年に公開された主演映画『チーチ&チョン スモーキング作戦 (Up in Smoke)』は全米年間興行収入成績第9位(全米週間興行収入成績第1位 1978年9月22日付)のヒットを記録。

Cheech & Chong’s Up in Smoke (1978) / チーチ&チョン スモーキング作戦のストーリー

口髭をはやしたベドロ(チーチ・マリン)は音楽好きな中年。家では子供がうるさいので、思い余ってポンコツ車で家出した。一方、父親(ストロザー・マーティン)からどなられ通しのオトコ(トミー・チョン)も家出し、まんまとペドロの車に乗り込む。2人とも音楽とマリファナが大好き。朦朧となっているところをつかまり、裁判所へ。なんとか弁明して釈放された二人は、ロックバンドを結成するための資金稼ぎにマリファナを探そうと旅を続ける。ベドロのいとこストロベリー(トム・スケリット)がいいマリファナを持っているというので、彼のところへ行きマリファナをねだると、ストロベリーはOKする。マリファナ密輸団の摘発に躍起の警察は、ステデンコ警部(ステイシー・キーチ)を頭に刑事たちが捜査に当っていた。ベドロとオトコは考えた末にメキシコに行くことにし、メキシコ人を送り返す移民局のバスに便乗する。ティファナでベドロの叔父さんが、室内装飾の店をやっている。帰国の際に使う車を借りようと、叔父さんに電話したら、叔父さんの言った住所があやふやで、2人は別の店に行ってしまう。ところがこの店がマリファナ密輸団の本拠で、2人を運び屋と間違えた一味はエンジン以外は大量の加エマリファナで出来たバンを渡してしまう。国境の前でオトコが喫っていたマリファナを窓から捨てたら、それが尼さんたちの乗っていた車に入り、彼女らが密輸団と間違えられて検挙されてしまった。難なく国境を通過した2人は、ちょっと変わったジェードとボインのデビーを同乗させる。彼女たちから、LAのナイトクラブ(ロキシー劇場)でパンクロック・マラソンが開催されることを聞いた二人は、自分たちも参加しようと思い立つ。途中彼女たちが友人からマリファナをもらうと言い出す。その友人とは警察の事務員グロリアで、彼女は摘発されたマリファナを横流ししていたのだ。飛び入りで出場した2人。始めは罵声を浴びていたが、外に停めておいたマリファナ車に煙草の火が引火し、燃え出してマリファナの煙が会場に入って来て、観客はみなラリってしまう。かくして、歌っていたペドロとオトコは一躍スターとなった。(東映クラシック配給*一時間二七分)

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