Duck Soup (1933) / 我輩はカモである

『我輩はカモである』(Duck Soup)は、レオ・マッケリー監督、マルクス兄弟主演による1933年のアメリカ合衆国のコメディ映画である。パラマウント映画によって公開された最後のマルクス兄弟主演作であり、また、ゼッポ・マルクス最後の出演映画である。

Duck Soup (1933) / 我輩はカモであるのあらすじ

架空の国家・フリードニア共和国は財政難にあえぐ中、ティズデイル夫人に援助を求めた。 彼女は愛人ルーファスを宰相にするという条件を出したうえで承諾し、ルーファスは首相になった。 それを見ていた隣国シルヴェニアの大使トレンティノは、フリードニア共和国の乗っ取りをたくらんでいた。

Duck Soup (1933) / 我輩はカモであるのあらすじ

フリードニア共和国は財政難に陥りティズデイル夫人に2000万ドルの調達を依頼したが夫人はルーファス・ティー・ファイアフライが独裁者に任命されなくては貸すことができぬと断った。かくしてファイアフライが宰相に任命された。隣国シルヴェニアの大使トレンティノはフリードニアを自国の手中に収めようと計画し、踊り子のヴィーラにファイアフライの誘惑を頼むが、ファイアフライはティーズデイル夫人に思い召しあるので、誘惑に応じない。トレンティノはチコリニとビンキイの2人をスパイにしてファイアフライの行動を監視させていたが、チコリニはファイアフライから陸軍大臣に任命されてしまった。トレンティノは自分がティーズデイル夫人と結婚して、フリードニアの実権を握ろうとしたが、ファイアフライは彼を侮辱して戦争を誘発する。彼は戦争の計画書をティーズディル夫人に預ける。これを知ったヴィーラはチコリニとビンキイにそれを盗ませようと計る。2人はファイアフライに変装して夫人の邸に忍び込んだが、ビンキイが金庫と思ってラジオのダイアルを回したので、まんまと失敗した。ついに宣戦が布告された。ファイアフライは国民を激励して出征したが、夫人、チコリニ、ビンキイと共に敵軍に囲まれた。しかし彼らは巧みに敵将トレンティノを凹ませ、大勝利を得ることができた。(Movie Walker)

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