It’s a Mad, Mad, Mad, Mad World (1963) / おかしなおかしなおかしな世界

おかしなおかしなおかしな世界(おかしなおかしなおかしなせかい、It’s a Mad, Mad, Mad, Mad World)は、1963年のアメリカのコメディ映画。スペンサー・トレイシー主演、ミッキー・ルーニー出演、当時の大物俳優(ピーター・フォーク)やコメディアン(バスター・キートン、三ばか大将)などが多く出演した豪華ドタバタ喜劇。強盗犯スマイラーが警察から逃げる途中で交通事故を起こし、35万ドルの隠し場所を告白して死ぬ。それを聞いた5人の男らが、我先にとその金を手に入れようとする.

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It’s a Mad, Mad, Mad, Mad World (1963) / おかしなおかしなおかしな世界のあらすじ

ハイウェイで事故が起きた。グローガンは瀕死の重傷で、救出に谷底へ下りた5人の男に「ロジタ公園に35万ドルが埋めてある」と言って死んでいった。4台の車に乗る5人の男達--海草会社社長ラッセル(ミントン・バール)と妻のエメリン(ドロシー・プロバイン)、妻の母マーカス夫人(エセル・マーマン)の1台、歯科医クランプ(シド・シーザー)とその妻モニカ(イーディ・アダムス)の1台、ギャグ・ライターのベンジャミン(バディ・ハケット)と相棒のベル(ミッキー・ルーニー)の1台と家具運搬中のパイク(ジョナサン・ウィンタース)がのっている4台である。ロジタ市の停年近いカルペパー警部(スペンサー・トレイシー)は昨夜出獄したグローガンが事故死と聞いてがっかりした。警部は缶詰会社から強奪した35万ドルを追っていたからだ。が、部下から事故死の目撃者5人があると聞き、彼らの後を追えば金の隠し場所が分かるに違いないと分かる断した。一方、4組の男女は途方もない大金に初めは呆然としたがもしかしたらという欲が起こった。各組は警察から監視されているのも知らずに、金を一人占めにしようとロジタ市を目指してスピード競争がはじまった。七転八倒の末、4組がやっと公園に辿りついた時、鬼警部カルペパーが乗りこんできた。仕事の鬼カルペパーは欲の鬼となっていた。というのは、市会が警部の仕事のやりすぎに腹を立て、彼の年金を差し止めてしまったからだ。警部は皆を足止めして自分だけ公園に入っていった。なかなか出てこない警部に、騙されたと知った4組はメキシコ国境へと警部を追った。追跡が得意の警部も逃走は苦手である。間違ってロジタ市に逃げてしまった。広場のビルの屋上に逃げこんだ警部はついに立往生。見上げる市民の頭に35ドルの札がヒラヒラと舞い降りてくるのだった。

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